「記憶喪失」した場合は?

  古今東西、記憶喪失という話題は、小説、映画、ドラマ、マンガ、アニメ等のネタとして日常茶飯事使われてきた。

 「名探偵モンク」のある回では、頭を殴られ気を失いトレーラーの荷台に乗ったまま遠くの田舎まで運ばれたモンクは、目覚めると記憶を失っていたが、その状態で事件を解決してしまう。

映画「ボーン・アイデンティティ」では主人公ボーンは記憶を失った状態でも、思考力、格闘などは記憶喪失以前とまったく同じ能力を発揮する。

 

さて、自分がもし記憶喪失になってしまったらどうなるのだろう?と考えてみる。

その状態で何ができるのだろう?例えば、PCのキーはおそらく打てるだろう。身体が覚えていることはできるとして、歯磨きやら風呂に入るなどはできるだろう。

そして、歩いていてレコード店を見つけるとすかさず入り込みレコ掘りを始めるのか?何を探すのか?原子心母や宮殿やプレゼンスのジャケットを見つけたら引っ張り出しそうな気がする。

古本屋を見つけるとハヤカワ・創元の棚に直行するのだろうか?

コンビニを見つけるとすかさず競馬新聞を買い、予想を始めるのだろうか?

これらは、無意識でも絶対やりそうである。絶対!絶対!絶対やるなぁ。

 

もはや「業」というか「癖」というか、そういうものは続けてしまうというか止められないというか、そうなってしまう気がする。やれやれ……